アメリカバイソン

Bison bison
アメリカバイソン
Photographed at Oklahoma City Zoo in Oklahoma(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark)
[画像のクリックで拡大表示]
早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
近危急種
食性: 草食
寿命: 野生: 12 ~ 20 年
体長: 頭胴長 2 ~ 3.5 メートル; 尾 50 ~ 60 センチ
体重: 422 ~ 1000 キログラム
バイソンの分厚い毛皮は断熱効果が高く、雪が背中で解けないほどである。

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 バイソンは、ロッキー山脈の東に位置する大草原地帯グレート・プレーンズのシンボル的な存在。北米で最も体重の重い動物でもある。

 肩までの高さは1.5~2メートル、体重は900キロ以上にもなるが、非常に足が速く、必要とあれば時速65キロもの速さで走ることができる。曲がった鋭いツノは60センチの長さになることもある。食べるのは草やハーブ、低木や小枝など。食べる際には、消化する前に一度飲み込んだ物を胃から口に戻して再びかむ「反芻」をする。

 メスとオスは通常、別々の小さな群れで行動するが、夏の繁殖期には集まって大きな群れとなる。オス同士は繁殖の優位性をめぐって争うが、そうした争いが危険なものになることはない。メスは9カ月間の妊娠期間を経て1頭の子どもを産む。

【動画】大草原を見渡すためにバイソンのヒゲをトリミングしてみた
研究者たちがバイソンのヒゲを刈り込んで首元につけたカメラの視界を確保。アメリカの草原をバイソンの目線で見渡せるようにした(解説は英語です)

 かつてバイソンは、グレート・プレーンズをはじめ北米の多くの場所で生息していて、米国の先住民社会において極めて重要な存在だった。しかし19世紀、開拓者が食用やスポーツ狩猟のため、また先住民から大切な資産を奪うために、5000万頭ものバイソンを殺した。かつては大きな群れを形成していたバイソンは、数百頭まで減少してしまった。今日、バイソンの個体数はやや回復し、保護区の個体と牧場で飼育されている個体を合わせ約50万頭である。

バイソン
Photograph by Sam Abell
(写真クリックで拡大)

おすすめ関連書籍

PHOTO ARK 消えゆく動物

絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

今まさに、地球から消えた動物がいるかもしれない。「フォト・アーク」シリーズ第3弾写真集。 〔日本版25周年記念出版〕 〔全国学校図書館協議会選定図書〕

定価:3,960円(税込)

おすすめ関連書籍

PHOTO ARK 動物の箱舟

絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

世界の動物園・保護施設で飼育されている生物をすべて一人で撮影しようという壮大な挑戦!

定価:3,960円(税込)

おすすめ関連書籍

PHOTO ARK 鳥の箱舟

絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

色も姿も多様な鳥たちの写真約350枚、280種以上を収録。世界各地の珍しい鳥、美しい鳥、変わった鳥など、まだまだ知られていない鳥を紹介します。

価格:2,860円(税込)

動物大図鑑トップへ