Panthera leo
アフリカライオン
アフリカライオン
Photographed at Omaha's Henry Doorly Zoo and Aquarium in Nebraska
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
[画像をタップでギャラリー表示]
早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
危急種
食性: 肉食
体長: 頭胴長 1.4 ~ 2 メートル; 尾 67 ~ 100 センチ
体重: 120 ~ 190 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 ライオンはネコ科の中で群れを形成する唯一の動物である。プライドと呼ばれる群れは多くて3~4頭のオス、12頭前後のメスとその子どもたちで構成されている。メスはすべて血統が同じで、メスの子どもは成長しても群れに残る。幼いオスはいずれ群れを去り、ほかのオスが率いる群れを引き継ぐ。

 オスだけが頭の周囲を覆う見事なたてがみを持ち、約250平方キロメートルにも及ぶ草原、低木林、開けた森林地帯などから成る縄張りを守っている。ライオンは尿で縄張りをマーキングして侵入者を威嚇するが、それでも侵入してくるものは力ずくで追い払う。

 群れでは主にメスが狩りを行う。開けた草原にいるシカやシマウマ、ヌーなどの大型動物をねらい、チームを組んで狩りをする。ねらう動物たちはライオンより俊足なため、チームワークがものを言うのだ。グループによる狩りが終了すると、獲物の分け前や食べる順番をめぐってしばしば激しい争いが起こるが、子ライオンがエサにありつけるのは最後である。子ライオンはおよそ1歳になるまで狩りに参加しない。時には単独で狩りをすることもあり、ハイエナやリカオンの獲物を横取りすることもある。

 人々はライオンの勇敢さと力強さを長い間賞賛してきた。一時期はアフリカ大陸のほぼ全域とアジアやヨーロッパの一部にも生息していたが、今日ではインドのギル森林に生息する少数のインドライオンを除くと、サハラ以南のアフリカの一部の地域でしか見ることができない。

アフリカライオン
Photograph by Chris Johns
(写真クリックで拡大)
関連記事 ギャラリー:百獣の王ライオンの様々な表情 写真11点 ライオン、群れの王はメス 映画と違う野生の掟 殺されたライオン「セシル」が愛された理由

おすすめ関連書籍

PHOTO ARK 消えゆく動物

絶滅から動物を守る撮影プロジェクト

今まさに、地球から消えた動物がいるかもしれない。「フォト・アーク」シリーズ第3弾写真集。 〔日本版25周年記念出版〕 〔全国学校図書館協議会選定図書〕

定価:3,960円(税込)

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る