アイアイ

Daubentonia madagascariensis
アイアイ
Photographed at Omaha's Henry Doorly Zoo and Aquarium in Nebraska
Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark
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早わかり

分類: 哺乳類
IUCNのレッドリストによる
危機の評価:
絶滅危惧種
食性: 雑食
寿命: 飼育下: 20 年
体長: 頭胴長 35 ~ 45 センチ; 尾 55 ~ 60 センチ
体重: 2 キログラム

成人男性(180cm)との比較

分布

プロフィール

 マダガスカル島にのみ生息するアイアイは、見た目ではわかりにくいが、サルやヒトと同じ霊長類に属する。体の色はこげ茶や黒で、体より大きなふさふさした尾が目立つ。大きな目、細長い指、大きな耳が特徴で、聴覚が鋭い。足の親指以外のすべての指に鋭いツメがあり、そのツメを利用して枝にぶら下がる。

 熱帯雨林の木の上で暮らし、地上にはほとんど降りない。夜行性で、日中は葉や枝でできた球状の巣で丸くなって眠る。この球状の巣は出入り口が1つで、大きな木の枝に作られている。

 高い木に腰をかけ、長い中指で木を叩き、その音を聞いて樹皮の下に昆虫の幼虫がいるかを確かめる。見つけたら、同じ指を使って幼虫を引っ張り出す。昆虫以外の栄養を摂取するためにココナツや他の果実も食べるが、果肉をすくい出すときにもこの指を使う。

 マダガスカル島民の多くは、アイアイを縁起の悪い生き物だと考え、見つけるとすぐに殺してきた。それに加えて生息地の破壊も重なり、アイアイは絶滅寸前にまで追い込まれたが、現在は法律で保護されている。

参考記事:「アイアイの手に6本目の指を発見、なんと肉球も」

木の枝にぶら下がるアイアイ
Photograph by Dani Jeske/Animals Animals-Earth Scenes
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