小笠原の新島、8倍に成長

2014.01.04
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2013年12月25日に撮影された航空画像。日本の沖合に誕生した新しい小島(画像下)が元からあった西之島とつながっている。(PHOTOGRAPH BY THE ASAHI SHIMBUN VIA GETTY IMAGES)

 小笠原諸島の新島が成長を続け、漫画のキャラクター「スヌーピー」のような形になっている。

 「新島」と呼ばれていた火山島は11月20日に初めて太平洋上に出現したあと拡大を続け、隣の無人島である西之島と一体化した。

 この小さな火山島は日本の領海内、東京から約1000キロ南に位置し、およそ30の島が連なる小笠原諸島に属している。

 この新島は、出現した当初の約8倍の面積に成長している。11月20日の時点では西之島から500メートルほど離れていたが、その後2つの島は結合した。結合部分には赤褐色の海水がマークのように細長く溜まり、結合が進む様子がよく分かる。

 西之島という名前は島の新しい部分が誕生する以前から存在するので、慣例に従い、2つの島がつながった陸塊に対しても同じ島名を使い続けることになる。

 名前はさておき、この新しい陸塊の航空写真を見たネットユーザーからは、古典漫画のキャラクター「スヌーピー」に形がそっくりだという声が上がっている。

 ツイッターでは「ノストラダムスの予言通りだ。東京近海にスヌーピー形の島が出現するなんて」(@etienneeshrdlu)という冗談や、「なんだと、スヌーピー島だって・・・。だれが何と言おうと、僕は行くぞ」(@astralpouch)などの投稿があった。

 この島は海底火山の活動によって形成されたもので、クレーターからは煙が渦巻き、水蒸気や灰、岩石が噴出している。

 海洋火山は短期間で消滅してしまう場合がよくあるので、11月の段階では日本の科学者たちはこの島がいつまで存続するか確信が持てなかったようだが、12月には、永続しないとしても少なくとも数年は存続するだろうと語っている。

 NASAの「Earth Observatory」によると、この火山は最近では1973~1974年に噴火している。

 この新しくつながって形成された島は、一番近い有人の島から約130キロ離れている。日本の人口のほとんどは大きな四島に集中しているが、日本という国は実際には何千もの島から構成されていて、その中には中国が領有権を主張している島も存在する。

文=Brian Clark Howard

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