第5回 岩石を透かして見るとこんなに美しい

岩石薄片プレパラートを作ろう!

●用意するもの
岩石のかけら(ホームセンターなどで庭石として売っている花こう岩など)、ガラス板(鉱物用は正方形に近いですが、生物用のスライドガラスで代用)、エポキシ系接着剤(ガラスや陶器が接着できるもの)、耐水ペーパー(水をつけて使う紙やすり。目の粗いもの(80番や150番)と仕上げ用(600番~1200番)を用意)、たがね、ハンマー、安全メガネなど(ほとんどホームセンターで手に入れることができます)

 まずはガラスに張り付ける岩石サンプルの整形から始めます。安全メガネをかけ、花こう岩にたがねを当てて割るのですが、これが固い。火花が散ります。それでも石の角を狙えばなんとか割れるので、2、3個でしたら、そんなにたいへんではありません。初めて作った際には欲張ってサンプルの大きさを1cm角ぐらいにしたのですが、これが災いのもとでした。薄く削るのに3時間ほどもかかるのです(今では5mm角くらいにしています)。

 そんなにたいへんなこととはつゆ知らず、まず片面の研磨をはじめました(ガラスに張り付けなくてはいけませんからね)。最初は目の粗いやすり(ここで使ったのは耐水ペーパーという、水で濡らして使う紙やすりのようなものです)を水で机にはりつけ、石を前後に動かします。石は小さいし、やすりの目は粗いので注意が必要です。案の定、一生懸命磨いているうちに指先まで削ってしまい、バンソウコウのお世話になってしまいました。それ以来、子どもたちが行うときはテーピング用のテープを指先につけるようにしています。

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