第4回 自然の魅力を伝える翻訳者でありたい

 それはもう。
 現地で取材して、スタジオでプレゼンテーションもできれば最高ですね。そういう番組のオファーがあれば、即座に飛びつきますよ。

――最後に生き物や自然と長くつきあってきたことは、桝さんにとってどんな財産として生きていますか。

 少し抽象的かもしれませんが、生き物を好きになったことで、自分の居場所を獲得できたということなのかもしれません。

 社会人になって何年か仕事をしてくると、自分の立ち位置や方向性がだんだんあいまいになってくる時期が、誰しもあると思います。

 僕は日本テレビに入社して今年で9年目ですが、たまに何が好きなのか、何がしたくてこの仕事をしているのかと、ふと考える瞬間があります。

 でも、そんなときにチョウを見ると、もやもやしたものがスッと消えて、本来の自分に引き戻されるんです。

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