第4回 ただいま作成中、「鈴木遺産」登録リスト

ブラジル北東部沿岸に広がる砂の大地、レンソイス・マラニェンセス国立公園。2010年7月号特集「ブラジル 水と風の砂丘」

――それはおもしろい。どんな登録地があるんですか。

 たとえば、ブラジルのレンソイス・マラニェンセス国立公園。100%石英の真っ白な大砂丘が、1550平方キロにわたって広がる世界的にも稀有な絶景地です。

 オーストラリアのピンクレイク。ここは名前通り水が鮮やかなピンク色をした湖。モロッコの旧市街にある青い街、シャウエン。米国アリゾナ州の波打つ砂岩層の山々、ザ・ウェーブ。世界最大の温泉地、アイスランドのブルーラグーン。トルクメニスタンの地獄の門、ダルヴァザ。そんなところです。

米国アリゾナ州北部にそびえる断崖絶壁。2012年2月号特集「バーミリオン・クリフ」

 ダルヴァザは、天然ガスの採掘調査中に事故で大爆発を起こし、その後どうしようもなくて、点火した状態のままになっているところです。

 そんな背景の場所なので、世界遺産に登録されることはまずありえない。けれど、燃える竪穴が巨大なキャンドルのようで、夜景がきれいなんです。

――話を聞くと、どれも行ってみたくなりますね。しかし、鈴木さんがそれほど世界遺産に詳しいと、関連する仕事も増えてきているのではないですか。

仕事で訪れた一枚。シンゲッティから見るサハラ砂漠。(写真クリックで拡大)