第3回 世界遺産の魅力を言葉で伝える語り部に

鈴木さんが見ているのは、勉強用に書き溜めた世界遺産ノート(写真クリックで拡大)

 地下シリーズは、トルコのバシリカ・シスタンやカッパドキアなど、地下都市や地下宮殿。ほかにも「変わった街シリーズ」「庭園シリーズ」「映画のロケ地シリーズ」というふうに、いろいろ分けて覚えていきました。

――よく勉強する時間がとれましたね。

 仕事を終えてからファミレスに行って、徹夜で勉強していましたね、検定前は。

――そのようにして勉強すると、世界遺産の見方が変わってくるものですか

 今までは、関心があっても漫然と見ているようなところがあったのですが、「これはいつの時代のものだろう」「この建築様式は何というんだろう」と、さまざまな興味がわくようになりました。

 世界遺産を見ても、そのバックグラウンドを知っている分、想像の幅が広がって楽しい。登録地でなくても、歴史的な建築物や古い街並みと出会ったときに、世界遺産の知識と結びついて理解できるおもしろさもあります。
世界遺産に関心を持ち始めたころに比べれば、10倍は楽しみが増えていると思います。

――俳優仲間で、世界遺産の話題で盛り上がることもあるのですか。

 それはないですね。詳しい分、ついつい語ってしまうので、下手をすると暑苦しく思われる。僕は孤独な世界遺産ファンです(笑)。