第2回 落差30mの滝に飛び込んだブラジル旅行

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 滝の崖は、岩肌が突出しているので、その狭いすき間をねらって飛ばなければならない。本当に怖かったですよ。怪我はしなかったのですが、水から上がってふと気づくと、奥歯が割れていました。着水したときの衝撃のせいでしょうね。

 今、思い出してもあれは危なかった。18歳のときでしたが、あの年齢だからできた。今はとてもとても。怖くてできません。

――現地の友達に会いに行き、一緒に過ごすという、一般の海外旅行にはないような濃密な旅行体験があったのですね。その後、世界遺産に惹かれたのには、そういう旅行を追体験するような感覚もあったのでしょうか。

 だと思います。
 よく海外旅行をしていたころでも、同じ国に何度もいくということはなかったですね。アメリカは、仕事で行くこともあったので例外ですが、なるべく初めての国へ行きたいと思っていました。

 世界遺産に関心を持つようになってからも思うのですが、国の内外にかかわらず、何かびっくりするようなものを知りたいという欲求が、僕は人より強いのかもしれません。