第1回 世界遺産は僕の癒し

――一般のレベルでいえば多いほうだと思いますが。

 仕事で行くこともありますからね。世界遺産は全部で1007カ所(※2014年6月現在)ありますから、自分の感触としては少ないほうだと思っています。まあ、積極的に世界遺産を訪ね歩くというのではなく、それらを調べるほうがメインですからね、僕の場合。

――実際に行くとなると、自然遺産と文化遺産ではどちらが多いですか。

 文化遺産も大好きですが、行くとなると自然遺産のスケールの大きさに惹かれます。たとえば、アフリカ、ケニアのアンボセリ国立公園。そこ自体は登録地ではありませんが、世界遺産のキリマンジャロの眺めがすばらしいところでした。

 それから、ヒマラヤにも行きました、サガルマータ国立公園。ここは世界遺産の登録地で、エベレストをはじめ、ヒマラヤ山脈でも高い山々が連なる景色が眺められるところです。世界遺産ではなく、氷河湖をテーマにしたテレビ番組の仕事で行ったのですが。

――国内の世界遺産はどうですか。

 富士山は登録前に2度登りましたが、やはりすばらしいですね。

 ほかにあえて挙げれば姫路城。僕は兵庫県出身なので、地元贔屓ということもありますが、日本の城はどこの国の城とも違った意匠の美しさがあってかっこいい。とくに姫路城が、あのきれいな姿でずっと保存されてきたことには、兵庫県民として誇りに思います。

テレビ番組の取材で出かけた世界遺産「サガルマータ国立公園」。雄大なエベレストが広がる