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ナショナル ジオグラフィック日本版 2014年9月号

[原始の海2]はるかなる南ライン諸島

  • ハワイの南に浮かぶカロリン島。周辺には楽園のような海が広がるが、ここも密漁者や気候変動の脅威と無縁ではない。キリバス政府やナショナル ジオグラフィック協会が、海域の保護に動き始めた。
  • ラグーン(礁湖)に通じる浅瀬の海には、カマストガリザメやカスミアジ、バラフエダイの仲間(手前)がひしめいている。このような最上位の捕食動物の存在が、世界一健康なサンゴ礁の最大の特徴だ。
  • オニハゲブダイのような草食の魚を乱獲すると、藻類が増えてサンゴを圧倒してしまう。ここ南ライン諸島ではそうした状況は起きておらず、食物連鎖のバランスが保たれている。
  • フリント島の環礁の周囲に波が打ち寄せる。ここでは丈夫な種類のサンゴしか成長できない。波の力が弱まる環礁の内側に入ると、一転して色とりどりのたくさんのサンゴがきらめいている。
  • 船乗りたちが「ライン」と呼ぶ赤道付近に島が点在していることから「ライン諸島」という名がついた。南部にあるモールデン島の地表は大部分が不毛だが、水中に広がる豊かな世界は、この海域の調査プロジェクトに参加する研究者たちを魅了した。
  • 南ライン諸島の海域では325種の魚類が確認された。そのうちの1種、ヒメテングハギに生えている角の役割は不明だが、武器ではない。縄張り争いのときには、尾のそばにある鋭いとげを使う。
  • 2匹のヒメジが暗くなるのをじっと待つ。夜になるとエサを求めて、ミレニアム島にある安全なサンゴのすみかを抜け出し、朝になると再びここに戻ってくる。
  • ボストーク島の近くでクロハギの一種、色鮮やかなアカツギハギがプランクトンを求めて続々と集まってくる。このような大きな魚の群れが環礁の内側で見られるのは珍しい。
  • スターバック島のアカハタは、この海域に生息する魚たちを狙う捕食者だ。成長が遅く寿命の長いハタは、人間による乱獲の影響がいち早く見られる魚でもある。
  • 環礁の先にある海をバラクーダの群れが埋め尽くす。南ライン諸島の沿岸12海里(約22キロ)に禁漁区が設けられたことで、バラクーダやサンゴ礁にすむ魚たちの保護が進むだろう。
  • カラフルな魚たちが群れになって泳いでいるのだけが健康なサンゴ礁ではない。サメが泳ぐこのミレニアム島の海のように、捕食者が支配的で獲物たちが隠れているサンゴ礁も健康だ。
  • 白化現象や病気によるサンゴの死滅は、世界各地に広がっているが、南ライン諸島のサンゴ礁は健康を維持している。その秘訣は、完璧な生態系がもつ強い回復力にあると研究者たちは考えている。

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