第1回 夏休みの自由研究に! ピンホールカメラ

番外編 デジタル一眼でピンホール

 さて、いかがでしたか。

 印画紙での撮影は暗室作業や薬剤処理など面倒なことも多いです。さらに、子どもたちから必ず声が上がるのが、「カラー写真は撮れないの?」ということです。

 今回つくったカメラでカラー写真を撮るのは難しいですが、デジタル一眼レフを使うと以外と簡単に撮ることができます。一眼レフにはレンズを外したときにホコリが入らないようにつけておくボディキャップがあります。そこに穴を開けてボディに装着すればOK。レンズは使いません。ピンホール一眼レフデジカメの完成です。

 こちらも露出時間を工夫することで、下のような写真が撮れますので、お持ちでしたらぜひやってみてください。

(写真クリックで拡大)
越澤哲也

越澤哲也(こしざわ てつや)

1964年、名古屋市生まれ。1992年のサイエンス倶楽部立ち上げから参画し、20年以上にわたり理科実験を教えている。「理科離れの声も聞こえますが、子どもたちは本来、好奇心のかたまり。その気持ちを目いっぱい引き出せる、楽しくてためになる実習づくりに日々励んでいます」。共著に『理科実験で科学アタマをつくる』(ベレ出版)。

サイエンスクラブ

1992年に設立された科学実験教室。幼児から中学生までを対象に、首都圏を中心に22教室を展開している。本格的な科学実験を自分たちでやることを通じて、子どもたちに「発見することの喜び」や「考えることの豊かさ」、「仲間と協力して目標に挑むことの価値」を体感してもらうことを目指している。くわしくはこちら。 http://www.science-club.co.jp/