第1回 夏休みの自由研究に! ピンホールカメラ

 この組み合わせですと、晴天時で露出時間は4秒ほどです。カメラをしっかり押さえて、自分でシャッタースピードを決めて撮影です。失敗かどうかは現像してみないとわかりません。それがまた実験らしくて楽しいものです。

像が浮き上がる!!

 撮影ができたら、いよいよ現像です。

 暗室で印画紙を取り出し、現像液に入れてみましょう。うまく撮れていれば、このときに像が浮かび上がってきますが、光量が多すぎると真っ黒、少ないと真っ白になってしまいます。ここが一番ドキドキする瞬間です。何度も繰り返して、露出時間のデータをためていくのが成功への近道です。

 写真がよく撮れていたら、印画紙を停止液(酢酸)、定着液に入れ、水洗、乾燥させてできあがりです(現像時間等はそれぞれの商品パッケージに書いてあります)。

(写真クリックで拡大)

ネガポジ反転

 これで完成! と思いきや、どうやら変な感じです。印画紙は感光したところが黒くなるので、明るいところは黒く、暗いところは白くなります。さてさて、どうしたらこれは普通の写真になるのでしょう。今回は白いところは光を通し、黒いところは光を通さないことを使って、反転してみましょう。

 印画紙をもう1枚用意してください。この印画紙の乳剤面を上にして暗室の机の上に置き、先ほど撮った白黒反対の写真(これをネガと呼びましょう)の写っている面を水で濡らしてはり付けます。そしてその上から光を当て、下の印画紙を現像するのです。結果、明るいところが白っぽく、暗いところは黒っぽい普通の写真ができあがります。
 昔の写真のような、なかなか渋い写真ができますので、興味を持ったらレッツ、チャレンジ!!

 現像に使った薬剤の廃液は、そのまま捨てるのはよくありませんので、写真店や現像所を介し、処理業者に依頼してください。