第1回 夏休みの自由研究に! ピンホールカメラ

穴を開けるだけのカメラ。「ほんとに写るの?」

●用意するもの
缶(※1)、押しピン、かなづち、トレーシングペーパー、黒い紙、黒いテープ、セロハンテープなど。

※1 缶は縦10cm×横10cm×深さ10cmくらいの四角いもので、ふたが取り外しできるものが扱いやすいです。ホームセンターなどでも売っています。検索するなら「角缶」で。映像を肉眼で見るだけなら、まるいジュースの空き缶などでもOK。工作用紙でつくることもできます。

 今回つくるものはカメラですが、レンズはありません! そのかわりに缶に穴を開けます。そう話したあたりで、子どもから「ほんとに写るの」という疑念に満ちたまなざしが注がれます。なんと心地よい疑いのまなざし! 大いに疑ってもらい、結果に驚いてもらいましょう。

穴の大きさが写真を決める

 第一段階として、トレーシングペーパーに像を映し出すカメラをつくってみましょう。

 まず缶に穴を開けます。場所は、缶の底の真ん中(写真参照)。反対側の開口部にトレーシングペーパーをはり、像を映すので、真ん中に穴を開けるのが一番良いのです。

(写真クリックで拡大)

 穴は虫ピンで開けます。四角い缶なら対角線をひいて交差した点が中心ですから、そこに虫ピンを当て、かなづちでコンコンとたたいてやりましょう。簡単に直径1mm程度の穴が開きます。
 よりシャープな像を映し出したいという方は、穴を小さくしてください。ハンドドリルなどで少し大きめの穴を開け、そこにアルミホイルをはって、まち針などで穴を開けるとよいでしょう。ただし、穴が小さいと入ってくる光量が減るので、天気が悪いと見づらくなります。