アメリカの昆虫料理本の著者がすすめる絶品レシピ3

 コオロギを他の食材といっしょに中華鍋で炒めてもよい。私のオリジナルレシピ「コオロギのオルゾーパスタ」は、さいの目に切った赤や青のピーマン、タマネギ、すり下ろしたニンジン、それにオルゾーパスタとコオロギを炒め合わせた一皿。あっという間に出来上がる絶品メニューだ。

 コオロギが食べられたら、次はサソリやワックスワーム(蛾の幼虫)にも挑戦してみよう。世界を飢餓から救う一助になるかもしれない。私がおすすめする三つのレシピを紹介する。

コオロギとオルゾーパスタの炒め物

オルゾーはパスタの一種。名前は大麦を意味するイタリア語に由来するが、形が幼虫っぽいので、コオロギにはお似合いの取り合わせだ。若いコオロギなら翅が生えていないし、メスの成虫がもつ堅い産卵管もない。幼虫の脚は華奢なので調理の際に取り除かなくてもよい。触角も短いから、食べても気にならないだろう。

材料(6人分)
野菜ブイヨン カップ3
オルゾー(米粒形のパスタ) カップ1
ニンジンのすり下ろし カップ1/2
赤ピーマンの粗みじん切り カップ1/4
緑ピーマンの粗みじん切り カップ1/4
バター 大さじ1
ニンニクのすり下ろし 1かけ分
タマネギのみじん切り カップ1/2
孵化後2~3週目のコオロギ カップ1
みじん切りのパセリ 大さじ2

1 沸騰した野菜ブイヨンにオルゾーを入れてよくかき混ぜる。
2 10分ほど煮込んでオルゾーが柔らかくなったら、しっかり汁気を切り、ニンジンと赤、緑ピーマンを素早く加えてよく混ぜる。
3 別のフライパンにバターを溶かし、ニンニク、タマネギ、コオロギを加える。タマネギが透き通り、ニンニクとコオロギが小麦色になるまで手早く炒め合わせる。
4 3と2を混ぜ合わせ、上にパセリを散らす。

夕食の甲虫を集めるアフリカ南部の女性(写真:Chris Johns)