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ナショナル ジオグラフィック日本版 2014年6月号

シリーズ 90億人の食 食を支える未来の養殖

  • バングラデシュ南部のクルナ近郊で、父親の池で育ったエビを誇らしげに見せる少年。エビは大きな利益を生む輸出品だ。一家はこの池で魚も養殖し、乾期には魚の糞を肥やしにコメを作る。この農法で環境負荷を抑える一方、収穫量は3倍になったという。
  • カナダのバンクーバー島沖にある複合養殖の実験場。籠に入ったホタテガイは、近くで育つナマコや海藻とともに、隣のいけすで飼育されているギンダラの排泄物を吸収して、海水の浄化を助ける。
  • 米国バージニア州マーティンズビルにあるブルーリッジ・アクアカルチャー社の養殖場で、従業員が飼料をまく。水槽で飼っているのは、大量のティラピアだ。ここは広さ約7400平方メートルの世界最大級の屋内養殖場で、その生産量は年間1800トンを超える。「あと50年もすれば、食卓にのぼる魚介類の半分が陸上で養殖されるようになるでしょう」と、社長のビル・マーティンは話す。
  • 中米パナマの13キロ沖、カリブ海でオープン・ブルー社が運営する世界最大の沖合養殖場。いけすの網が洗浄のために引き揚げられた。筒状の柱に圧縮空気を送り込むと、網全体が浮上する仕組みだ。沖合養殖は食料生産の新たな可能性を秘めている。
  • フィリピン最大の湖、バイ湖。ティラピアの養殖がさかんだが、過密飼育がたたって藻が大発生した。魚の飼育量を無理に増やすと、栄養分が過剰になって藻が大発生し、水中の酸素が減って魚が死滅する。
  • 米国ミシシッピ州にあるアメリカズ・キャッチ社の養殖場でナマズを獲る作業員。ここにはおよそ500の養殖池があり、年間1万3000トンの魚を生産する。餌の原料は大豆、トウモロコシ、米、小麦など。 「サステナブルなタンパク源です」とオーナーのソロン・スコットは言う。
  • ティラピアの口を開けるといっぱいの卵が見える。この魚は口の中で卵を孵化させる。成長が早く、養殖に適している。
  • オープン・ブルー社のいけすの一つで、ダイバーが検査のために体重5キロのスギを捕獲する。このいけすでは何十万匹もの魚を飼育できるが、沿岸部のサケの養殖場よりも飼育密度が低く、常に海水が出入りしているため、周囲の海をほとんど汚染しない。
  • メキシコのカリフォルニア湾に浮かぶ球状の養殖かご。4~6カ月ごとに5~13トンのエビを生産する。このかごは従来に比べて環境への影響は小さいが、収量は十分でないため政府の補助金が欠かせない。
  • カリフォルニア湾の養殖場でエビを検査する。
  • 中国福建省で、夜明けとともに船が続々と海藻の養殖場へ向かう。中国で養殖されている海藻類は年間約1200万トン。海藻は水中の栄養分だけで育つ。海は地球の表面の71%を覆っているが、海産物が世界の食料生産に占める割合は2%弱にすぎない。

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