第61回 ピンクのクモと透明のゴキブリ、そして・・・

ステファノピス属のカニグモ(クモ綱:クモ目:カニグモ科)
A crab spider, Stephanopis cf. championi
体長:9 mm 撮影地:サラピキ、コスタリカ(写真クリックで拡大)

 クモやゴキブリのように、ちょっと苦手な人が多いだろうな~と思う生きものたちでも、美しかったり透明だったり面白かったりと、意外な姿を目にすることで、少しでも「苦手なものへの突破口」になりはしないか?

 先入観なき透き通った心で、何かを再び見つめてみるのはどうだろう~。たやすくないことはわかっているけど・・・

 最後に透明のカマキリの写真もどうぞ。

透明なカマキリ
Translucent praying mantis
体長は70 mmぐらいだっただろうか。前翅と後翅がここまで透けているカマキリを見たのはこれが初めて。「スリガラス」の向こうに胴部の模様が見えている。
撮影地:サラピキ、コスタリカ(写真クリックで拡大)

『ミラクル昆虫ワールド コスタリカ』 西田賢司

西田賢司さんの連載「コスタリカ昆虫中心生活」が本になりました!
スゴイ虫からヘンな虫、美しい虫まで、生物多様性の国コスタリカの魅力満載。デザインは寄藤文平さんです。

定価:1800円+税、128ページ、オールカラー

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西田賢司

西田賢司(にしだ けんじ)

1972年、大阪府生まれ。中学卒業後に米国へ渡り、大学で生物学を専攻する。1998年からコスタリカ大学で蝶や蛾の生態を主に研究。昆虫を見つける目のよさに定評があり、東南アジアやオーストラリア、中南米での調査も依頼される。現在は、コスタリカの大学や世界各国の研究機関から依頼を受けて、昆虫の調査やプロジェクトに携わっている。第5回「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞。著書に『わっ! ヘンな虫 探検昆虫学者の珍虫ファイル』(徳間書店)など。
本人のホームページはhttp://www.kenjinishida.net/jp/indexjp.html