特別編 田邊優貴子「北緯79度なう! 前編」

お久しぶりです、北極スヴァールバル諸島から田邊優貴子です!(写真クリックで拡大)

 みなさん、とてもお久しぶりです。

 南極から戻って早1年半。
 今年の夏はもはや異次元のような暑さでしたね~。
なんて言いたいところですが、実は私、酷暑にあまり身を委ねることなくこの夏を過ごしてしまいました。

 というのも、2013年7月1日~8月1日にかけて、北極へ調査に出かけていたからです。さらに帰国後すぐにイギリスへ出張し、帰ってきたときにはもう8月末・・・・・・
 ここ6年間の私は、夏は北極、冬は南極(向こうは夏)、春と秋は東京、なんていうちょっと常軌を逸脱した生活を送っています。いや、もしかしたらこれが私の生活のスタンダードになってしまいつつあるのかもしれません。
 「いい大人なんだから、もっと地に足をつけろ」なんて声が聞こえてきそうですが、すっかり開き直っている私には、もはやそんな言葉はただのそよ風。スルリスルリと通り抜けていくだけです。

 実は今年の冬も、南極・スペイン基地へ調査に行く予定でした。が、スペイン人の研究者から「国の財政状況悪化により、スペイン隊の南極行きが中止になってしまった・・・」という連絡をもらったのが、ちょうど7月真っ只中の北極にいる時でした。

『すてきな地球の果て 』

Webナショジオの好評連載「南極なう!」の著者の一人、田邊優貴子さんの本が出版されました。極地の自然や生き物の魅力を、とにかくまっすぐ伝えるフォト&エッセイです。

236ページ・1680円
発行:ポプラ社

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