第4回 人生の節目に、いつも星空

――篠原さんは、TOKYO FMの「東京まちかど☆天文台」のパーソナリティーも務めていますが、それほど星がお好きなら、星の話をラジオでするのも楽しいでしょう。

 いろいろなゲストの方から天文の話を聞けるので、とても勉強になります。それと、私は今まで星空から、たくさんのことを教えられて、癒されてもきたんだなと実感します。

 青ヶ島で花火と星の夜空に魅せられたときから、星空はいつも身近な存在でした。両親に怒られると、よく家の屋根に上って星を眺めていたし(笑)。

 中学3年で、歌手のオーディションを受けて、結果を待っているときも星を見ていました。そのときの星が、私の相談を「ウンウン」と聞いてくれているようなまたたき方をしていたのを、今も鮮明に覚えています。

 自分のこれまでの人生の節目に、そんな星空の情景があります。だから、大人になった今でも、夜空を見ていると、その一瞬一瞬に戻れるんです。

――そうして星を見ているとき、言葉にはならないけれど、きっといろいろなことを話しかけているんでしょうね。

 そうですね。でも、私は言葉に出して話しかけますよ。花でも、きれいな花を見ると、さわって話しかけています。そばにいる人からは変な目で見られますけど(笑)。

(写真クリックで拡大)

本誌2013年7月号でも星にまつわる特集「太陽系 激動の過去」と「探査車が見た火星」を掲載しています。Webでの紹介記事は「太陽系 激動の過去」がこちら。「探査車が見た火星」はこちら。ぜひあわせてご覧ください。