第46話 またもどすこい! 戻ってきたミンチュミナ

 機体は以前と同じで、ドアがガタガタ鳴っていた。

 ミンチュミナ上空に来ると、一面に真っ白で平らな世界が広がった。なかなか凍らなくて心配していたミンチュミナ湖が、完全に凍結しているのだった。

 機体は、雪の滑走路に降りた。

 ガタガタドアを自分で開けて、翼の上を歩いてステップを降りると、キリキリとした風が頬を切り裂くように当たった。

「トーニャが、迎えに来てくれるはずなのだけれど……」と遠くを見回すと、滑走路から一段高い場所で、トーニャと犬たちを見つけた。

 彼女は私の姿を確認すると、除雪された道を行かないで、まっすぐに近道をして坂を下りてきた。

 そこは、胸の辺りまで雪があって、雪を掻き分け、雪まみれになりながら私のところにやってきた。

「ウエルカム、バック!」

 相変わらず、骨太の大きな体でハグをする。

「犬橇で迎えにきたの?」

 私は、犬たちを遠くに見ながら尋ねた。

「勿論!」

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