- June 2013 -

魚のアーチで皇太子を歓迎

 写真は1887年、スウェーデン=ノルウェーのグスタフ皇太子が、北極圏の町ハンメルフェストを訪問したときのもの。背後に見えるのは歓迎のために設けられたアーチで、この地域最大の産品であるタラを大量に束ねてできている。


 当時の写真の説明には「この町は何もかも木でできている」と書かれている。だがそれが災いし、1890年、この町は大火に見舞われる。その後再建を果たすも、1945年、今度はドイツ軍の焼き討ちに遭う。家を失った当時の人々は、洞窟で冬を越したと伝えられる。


 それでも人々は再び町を立て直した。今では約1万人が暮らす町に成長している。


写真=Charles Harris Phelps, National Geographic Stock