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ナショナル ジオグラフィック日本版 2013年6月号

ノルウェー 消えゆくクジラ捕り

  • 捕まえたミンククジラを載せ、白夜の海を進むヤン・ビョルン号。ノルウェーのロフォーテン諸島近海で操業する捕鯨船は、今や数少ない。
  • 海での漁には危険がつきもの。それもロフォーテン諸島の若者たちが漁師の道に背を向ける理由の一つだ。34歳のライモン・ニルセンは例外的な存在で、彼が住む島ではここ数十年で漁師になった若者は数人しかいない。
  • 「捕鯨は私の人生そのもの」と言うベテラン漁師ヤン・ビョルン・クリスチャンセンの合図で、マリウス・ハンセンが鯨肉の塊を船から降ろす。ハンセンはノルウェー北部のトロムソ大学で心理学を専攻する学生で、今は夏休みのアルバイト中だ。
  • ノールファンスト号(ノルウェー語で「北の収穫」)の船上でクジラを解体するライモン・ニルセンと父親のアイレルト。夏はミンククジラを20~30頭、冬はタラを捕る。
  • ロフォーテン諸島のフィヨルドでクジラを探すアイレルト・ニルセン。窓ガラスに捕鯨砲が映っている。クジラをできるだけ苦しめずに素早く殺せるよう、銛の先端に強力な爆薬が詰めてある。
  • スクロバ島の学校は国際色豊かだ。移民労働者の子どもが校庭で地元の子どもと一緒に遊ぶ。過疎化が進むロフォーテン諸島の島々には、遠くチベットやアフガニスタンから移民が流入。共同体の消滅をかろうじて食い止めている。
  • 一日中沈まない太陽の下、スクロバ島の住民たちが夏至のお祝いで、海辺のピクニックを楽しむ。一年で一番長い昼を祝うのはバイキング時代から受け継がれてきた伝統だ。
  • オドバル・ベルンツェンは、ヒャルケフィヨルドの沿岸にある村に暮らす最後の住民だ。18歳で捕鯨を始め、70歳で引退した。「私の人生ではそこで一つの時代が終わったのです」。83歳の今、ベルンツェンはそう振り返る。「何ごとにも始めがあれば、終わりがあります。流れを受け入れ、それに歩調を合わせて暮らしていくことです」
  • 美しい自然に恵まれたスクロバ島。水産加工場と捕鯨基地があり、1980年代までは人口に占める高所得者の比率で国内最高を誇っていた。その後、工場が次々に閉鎖され、今では1カ所しか残っていない。
  • 伝統儀式のために民族衣装をまとったロスト島の少女たち。高校進学時には親元を離れるため、生まれ育った島で過ごす時間は少ない。
  • 活気ある1951年のヘニングスベル港。タラ漁の船が所狭しと停泊している。
  • 現在のロスト島にある水産加工場の埠頭。捕れた魚を船から降ろすため作業員が船を待っている。大手企業の進出で、小型漁船は次々と廃業に追い込まれた。
  • 島の作業場に並んだ木枠に、何千匹ものタラを干す出稼ぎ労働者。作業は昼夜を徹して続く。タラの干物はバイキングの時代までさかのぼるノルウェー最古の主要な輸出品だ。
  • ベストボーグ島の博物館にある復元されたバイキング船で、記念写真を撮るロシア人観光客。地元の若者たちは漁業などの伝統産業よりも、観光業や石油産業に活路を求める。
  • ロスト島の半ば朽ちた羊飼いの小屋が時代の変化を物語る。
  • 将来は映画の勉強をしたいという16歳のアウロラ・エリンセン。もうすぐ彼女はその夢を追って、生まれ育ったこのスクロバ島の両親の元から、遠くへ旅立っていくことになるだろう。

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