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ナショナル ジオグラフィック日本版 2013年6月号

満員のエベレスト

  • 登山者が渋滞する、2012年5月19日のヒラリー・ステップ。山頂直下にある高さ12メートルのこの岩壁で、登頂の順番を2時間待つこともあるという。それでもこの日234人が登頂。4人の登山者が死亡した。
  • ローツェ・フェースをゆっくり登り、第4キャンプを目指す登山者たち。この20年間は規制がゆるく、商業登山がさかんになったため、プロの登山家だけでなく初心者もエベレストに登れるようになった。
  • クーンブ・アイスフォールのクレバス(氷の裂け目)に架けられた、アルミニウム製のはしごを渡る遠征隊員のヒラリー・オニール。エベレスト最大級の難所といわれるこの氷瀑(ひょうばく)は、不安定な氷塊でできた迷宮で、絶えずその姿を変える。
  • 昨年5月19日に登頂を果たし、下山中に死亡したネパール系カナダ人のシュリヤ・シャー=クロルフィン(享年33)。その遺体のかたわらを、登山者の列が通り過ぎていく。
  • 標高7906メートルの第4キャンプには、過去60年間に滞在した約4000人の登山者たちが残していった大量のごみが散乱している。ベースキャンプでは環境汚染を抑制し、ごみを撤去する取り組みが効果を上げているが、それより高所にあるキャンプでは、放置されたテントや食料、使用済みの酸素ボンベなどがたまる一方だ。
  • 2012年5月20日の午前5時30分、全身を霧氷に覆われてヒラリー・ステップを登っていく登山者たち。4日後、この周辺で4人が死亡している。遠征隊の一行は強風や雪、寒さに負けずに登頂を果たし、無事に下山した。
  • 夜明け前、ベースキャンプでビャクシンの枝を燃やし、祈りを捧げるシェルパのダヌル。エベレストのガイドのなかでも経験豊富で、18歳の初登頂から33歳になる現在までに、少なくとも14回山頂に立っている。なぜエベレストに登り続けるのか、という筆者マーク・ジェンキンスの質問に、2人の幼い娘をカトマンズの学校に通わせているダヌルは、「お金が必要だから」と答えた。
  • 第4キャンプに補給物資を届け、サウス・コルから降りてくるシェルパの一行。エベレストへの登山ツアーの現場では、補給物資の運搬やフィックスロープ の設置は、もっぱらシェルパたちが担っている。登山者のほとんどは、経験の多少によらず、こうしたロープを使ってエベレストに登る。「フィックスロープは基本的に、ベースキャンプから山頂に至るまで、途切れることなく設置されています」と、あるベテランのガイドが教えてくれた。
  • 高所で過ごして体を順応させた後、クーンブ・アイスフォールを下りる登山者たち。不規則な形の巨大な氷塊が雑然とひしめくこの一帯は、「ポップコーン・セクション」と呼ばれている。
  • エベレストのネパール側。数百人の登山者でにぎわうベースキャンプでは、バケツにお湯をためてシャワーを浴びたり、焼きたてのパンやクッキーを食べたり。インターネットにも接続できる。
  • 夜明けの数時間前、登山者たちのヘッドランプが山頂への道を描き出す。安全策を強化しないかぎり、登山者の数の多さがもたらす危険や環境へのダメージは、今後も増大していくだろう。「エベレストで最も危険なのは、自分以外のすべての登山者なのです」と、あるガイドは語っている。

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