第2回 世界が注目する日本のアンチエイジング力

マイルドな美容整形が人気 20代からのアンチエイジング

 昨年ある女性雑誌から20代向けのアンチエイジングの特集記事のインタビューを受けた。その名も「アーリーアンチエイジング」。20代の若返りについてだ。

 私の持論として、究極のアンチエイジングは「赤ちゃん肌に近づくこと」だと考えている。だから20歳でもアンチエイジングを考えることは大切だ。個人的には日本食や運動などで、内側からのケアを中心にアンチエイジングを考えて欲しいのだが、雑誌の特集でも、かなりたくさん美容整形などの方法が取り上げられていた。

 ぷっくりしたアヒル口、シワのない頬、愛らしい目元…AKB48などのアイドルの写真を握りしめ、メスを使わず30分程度で変身できるプチ整形を希望する若い女性が増えている。

 その方法は、唇や頬を膨らませたり、鼻の形を整える「ヒアルロン酸」を注射する。特に一番人気なのが、目の下にある「涙袋」を膨らませる方法。これによって目の下のクマが気にならなくなる。ヒアルロン酸は皮膚や関節など細胞間の水分を保持して、弾力や柔軟性を保つ成分。注射した場所に数ヵ月間とどまり、自然に体内に吸収されていく。整形という魔法は解けてしまうが、逆にいったん元の自分に戻ることで、また別のアイドルに似せて変身できるという魅力になっている。

 垂れ目(パンダ目)の手術(下眼瞼下制術)もある。下まぶたの外側をメスで切って引き下げる手軽な外科手術だが、下げ過ぎると目が閉じなくなってしまい、ドライアイ(目が乾燥して感染症や視力低下が起きる症状)に悩まされることもあるという。