第2回 世界が注目する日本のアンチエイジング力

麹、大豆、緑茶…日本の食材を利用した化粧品

 食の世界にとどまることなく、日本食によく使われる、豆類、野菜類を使ったアンチエイジング化粧品も世界で注目されている。

 その代表が「日本酒を作る杜氏さんの手はどうしてきれいなのか?」という疑問から生まれたスキンケア製品シリーズ「 SK-II」の世界的な成功。日本食の代表選手である味噌やしょうゆ、日本酒の発酵力をヒントに開発された製品で、ある酵母が発酵時に生成する液体を原料にして化粧水や美容液を開発した。まさに日本食から派生した美容製品なのだ。

 そのほかにも豆腐をはじめ、和食にポピュラーな大豆や緑茶を使ったスキンケア製品が海外で人気だ。その理由は、医学的に実証された成分として認められているから。緑茶は抗菌、抗炎症効果、抗酸化効果、大豆製品は保湿効果や女性ホルモンと似た働きがあることなどが研究報告されている。

世界が注目する 日本の美容整形技術

 若さや美しさを追求するアンチエイジングの代表格と言えば「プチ整形」。日本のこうした見た目のアンチエイジングも世界の関心を集めている。日本には海外に比べて、平均的に研究熱心で、腕が確かなドクターが数多く存在する。海外の美容医療は日本以外のアジア諸国、欧米に限らず、技術が雑で不衛生な場合も多い。そのため最近では手先が器用で丁寧な施術を行う日本の医師が人気で、わざわざ来日して手術を受ける外国人も増加。外国人医師も日本人医師の技術を学びに度々来ているという。