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日本の百年

- MAY 2013 -

ナショナル ジオグラフィック協会 写真資料室から

カラフルなおもちゃ屋

 大阪の玩具店の店先で、ところ狭しと並んだおもちゃを見ている親子。撮影したのは、本誌所属の写真家として活躍していたJ・ベイラー・ロバーツだ。写真の説明には「女の子が抱きしめているセルロイド製のキューピー人形は、実はロバーツが買ってあげたもの」とある。


 キューピーのほかにもガラガラなど、カラフルなセルロイド製のおもちゃが目につく。かつては眼鏡のフレームなどの日用品から万年筆の軸、写真のフィルム等に幅広く使われていたセルロイドは、ニトロセルロースと樟脳(しょうのう)から作られる。だが燃えやすさがあだとなり、石油系の合成樹脂が登場すると、ほとんど姿を消してしまった。それでもピンポン玉は今でもセルロイド製。その弾み具合が絶妙なのだという。

写真=J. BAYLOR ROBERTS

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