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ナショナル ジオグラフィック日本版 2013年5月号

ジンバブエ 沈黙の果てに

  • 首都ハラレ郊外の安宿の壁に張られたロバート・ムガベ大統領のポスター。33年に及ぶ独裁支配で国は破綻寸前となり、何百万もの人々が国外に逃亡した。
  • 南西部ブラワヨの廃業した食肉加工工場。地球儀の上の印は、かつて牛肉を輸出していた地域だ。10年前の無謀な土地改革により、この国の畜産業は衰退した。
  • トウモロコシ畑を横ぎって墓に向かう老人。彼は10人の子どもを亡くした。ジンバブエの国民1260万人が受ける医療の質は、独裁支配の下で悪化している。
  • 廃墟となった建物の周りに広がるトウモロコシ畑。土地がやせているため、作物の生育状況はあまり良くない。2000年には政府公認の下、与党ZANU-PFの支持者が白人所有の大規模農場を襲撃。国内の食料事情が急激に悪化した。だが現在、タバコ産業は復活しつつある。ジンバブエ人が所有する小規模農場によるタバコの生産量は、2008年は4万8000トンだったが、昨年は14万4000トンに増加した。
  • ジンバブエでは、2008年11月に月間のインフレ率が796億%に達した。その後、米ドルなど外貨の使用が認められ、物価は安定した。
  • 活気に満ちたブラワヨの通り。この国の経済が事実上破綻したことなど嘘のような光景だ。大半の国民は物々交換や国外にいる親族からの送金を頼りに暮らす。
  • 2005年の「ムラムバツビナ(ごみ一掃)作戦」で多くの人々が家を追われた。ビアホールだったこの廃屋には数世帯が暮らしている。「動物のような生活だよ」と、住人はぼやく。
  • 経済が事実上破綻したジンバブエでは、多くの人々が闇取引や鉱物の違法採掘などで生計を立てている。2005年には政府が「ムラムバツビナ(ごみ一掃)作戦」を実施。貧困層の多い都市部で住居や露店が破壊され、「私たちは職を失いました」と、違法採掘者の男は話す。「田舎に逃げてくるしかなかったが、ここでは金の採掘くらいしか仕事がありません」
  • この家で、わずかな収穫を頼りに老いた祖父母と暮らすのは、両親を失った9人の子どもたち。ジンバブエにはエイズで親を失った子どもが約100万人もいる。
  • HIVに感染した40歳の兄ピーターの体を洗うため、川に入る弟のデニス。デニスは警備員の仕事で月100ドルを稼ぎ、11人の家族を養っている。

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