第4回 小惑星探査と太陽系クルージング

――打ち上げ実験は、引き続き北海道の大樹町でやるのですか。

 本当は、もう少し東京に近いところで打ち上げられるといいんですけどね。部品を買うのに秋葉原に飛んでいけるようなところ(笑)。

 ただ、大樹町は熱心に応援してくれているので、それはとても助かっています。

 そういえば、日本はロケットを打ち上げる地理的な条件にも恵まれています。東南の方向が海でしょう。

 北朝鮮のロケットが問題になっていますが、あれは韓国、日本の国土が東側にあるせいで、発射軌道が限られてしまうんですね。それに比べたら、日本はずっと有利です。

――次の打ち上げ実験は、いつごろを予定しているのですか。

 この夏には再チャレンジして、この間の失敗を取り戻したいですね。
 目下の目標は、はじめにも言った通り高度100kmに到達させること。そのためには、推進力の向上と、姿勢制御をどうするかが課題です。

 実は、姿勢制御をするための技術者を一人、無理やり口説き落として入社させました(笑)。

――この先、ロケット開発が順調に進んだとして、堀江さんの究極の夢は何ですか。