• 沖縄県八重山諸島の石垣島と西表島に約200羽しか生存が確認されていない特別天然記念物カンムリワシ。白い姿は幼鳥。小雨の中、数メートルの距離まで近寄ってくれた。
  • 石垣島の澄んだ青空を優雅に飛翔する。その姿は石垣島を見守っているかのようだった。
  • 汚れのない澄んだ瞳。不思議そうに覗く、その視線に恐れを感じることはなかった。
  • 翼を広げて飛翔する幼鳥。その姿は神々しく、まるで白い天使のように見えた。
  • 道路上で死んだカエルを捕食する成鳥。近年、カンムリワシの交通事故が増え続けている。原因の一つは車の速度超過。来島の際にはどうか安全運転をお願いしたい。
  • 獲物に飛びかかる成鳥のカンムリワシ。大きく広げた翼がとても美しい。
  • 森の中で繰り広げられる成鳥と幼鳥の縄張り争い。子育てが一段落すると成鳥は自分の縄張りから幼鳥を追い出そうとする。
  • 力が弱く、反撃の術を知らない幼鳥はカラスの標的にされることが多い。追い回され、傷ついた幼鳥が交通事故に遭うこともあるようだ。
  • 夕暮れ時、獲物を求め水田の上を飛ぶ幼鳥。島では、その美しい羽模様から綾羽(アヤパニ)と呼ばれている。
  • 夕陽に向かって飛翔するカンムリワシ。朝夕の違いはあるが、その姿は民謡「鷲ぬ鳥節」にも唄われている。
  • 水浴びをするリュウキュウアカショウビン。南西諸島全般に夏鳥として渡来する。
  • 燃えるような紅い体色が特徴。キョロロロ~と澄んだ声で、次第に消え入るように鳴く。
  • 新緑を背に、広げたオレンジの翼が際立つ。その姿から「火の鳥」とも呼称される。
  • 野性味あふれる顔つき。獲物はトカゲやセミなど、爬虫類、昆虫類が多い。
  • 燃えるような茜色の空。夏の終わりと共に南に去り行く彼ら。また来春の出会いに期待する。
  • 生きた蒼い宝石カワセミ。漢字は翡翠と書く。水中に向かってダイブする瞬間。
  • 輝く水飛沫を纏い水浴びをするカワセミ。獲物は主に魚などの水中生物。水辺が主な生息域。
  • カワセミの蒼、椿のピンク、紅葉の紅。全ての色が自然の色彩。
  • 幼鳥に給餌する親鳥。カワセミの子育ては年に約1~3回行なわれる。親と子が一緒にいられるのは約2週間前後と短い。
  • 水辺にたたずむカワセミ。落ち葉が浮かぶ水面に光が射し込み幻想的な雰囲気を醸し出した。
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 沖縄県の石垣島に生息する特別天然記念物、カンムリワシの写真を、本誌2013年5月号に掲載した。ほかにも、これまでにカワセミやアカショウビンの写真集を出している鳥の写真家だ。

 1973年横浜市生まれ。もとから鳥好きだったわけではないが、「28歳のころからカメラを持って散歩をするようになり、その途中で出会ったカワセミがあまりにきれいで一目ぼれしました」
 5年ほどカワセミを撮り続けたころ会社を辞め、プロの写真家に転向する。同じころ亡くなった父親の「後悔するな」との言葉にも後押しされた。その後も撮りためたカワセミは2009年、最初の写真集になった。

 撮影時に心掛けていることは、待つこと。「撮影のために待つことが苦にならない。必要なら何時間でも待ち続けます。自分から無理矢理被写体に近寄ることはせず、自然のままの姿を撮影しようと心掛けています」と語る。

 石垣島で撮影したカンムリワシやアカショウビンが写真集になったのを機に、北海道の釧路に移住した。
「タンチョウを中心に、それ以外の鳥や動物たち、北海道の自然全般を撮影しています。写真を通して人と自然の関係を問えるような、人よりも弱い立場にある動物たちを守れるような写真を撮りたい」

『ナショナル ジオグラフィック日本版』2013年5月号「写真は語る」に、写真を追加して掲載した。

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