第22回 ブルガリアで「悪魔ののど笛」におののく

 不思議な形の石灰岩。実は、水に削られてこんな形になったのです。今回紹介するのはブルガリア南西部、ギリシャとの国境に広がるロドピ山脈です!

ブルガリアにある3大山脈の1つ、ロドピ山脈。カルスト地形で、水に削られた奇妙な形の石灰岩や洞窟、深い渓谷が連なる。
写真:Ecobo/Dreamstime.com(写真クリックで拡大)

 ロドピ山脈はカルスト地形で、ギザギザととがった尾根や深い渓谷、洞窟が連なり、石灰岩が水に削られて奇妙な形で残っています。有名なものには、エルキュピリヤ川渓谷にある橋の形をした2つの巨石「ワンダフル・ブリッジ」や、トリグラッド峡谷にある大理石の垂直の崖「ウルフス・リープ(オオカミの跳躍)」などがあります。

 なかでも必見なのは、トリグラッド峡谷にある「悪魔ののど笛」。巨大な洞窟内にある地下滝で、落差は42メートルとヨーロッパ最大。春の雪解け後には水量が増して、1年のうち最も迫力のある姿を見られます。近くにある広大なハラミイスカ洞窟や、6000年前の人類の生活跡が見つかっているヤゴディナ洞窟など、ほかにも見どころが満載です。

 ロドピ山脈の拠点や、ブルガリアを代表するほかの山脈の見どころなど、プランを立てるときに役立つヒントは、『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』(日経ナショナル ジオグラフィック社刊)をご覧ください!

『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』
(ジェレミー・アランほか著、関利枝子、北村京子訳、日経ナショナル ジオグラフィック社)


見たこともない風景や野生動物を堪能できる場所や、まだあまり知られていないリゾートから、パリやニューヨークなど定番の観光地にある意外な名所やお得な情報まで。旅の満足度をアップするアイデア満載の1冊です!
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