こういったことから、ぼくはレム睡眠は浅い眠りで(だから脳が活発で夢を見る)、ノンレム睡眠は深い眠りである、というふうな単純な理解をしていたように思う。

 寝付くとまずガツンと深くノンレム睡眠の状態になり、その後周期的に浅いレム睡眠がやってくる、というふうに。

若年者と高齢者における睡眠の一般的な状態。横軸が睡眠時間、縦軸がノンレム睡眠の深さを示している。濃い青がレム睡眠、薄い青がノンレム睡眠。高齢者のグレーは目が覚めている時間だ。なお、ノンレム睡眠のステージ1と2が浅い睡眠で、ステージ3と4が「深睡眠」と呼ばれる。(画像クリックで拡大)

 しかし、これは2重か3重くらいに間違いであるようだ。

 第一の間違いは、レム睡眠で夢を見ている状態だからといって、眠りが浅く目覚めやすいというわけでもないということ。むしろ、ノンレム睡眠の浅い状態の方が目覚めやすいらしい。

 さらに、驚くべきことに、これらの睡眠は、まったく別種のものだと捉えた方がよいという。

 三島さんの説明はこんなふうだった。

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