第10回 「夜更かし」=「夜型」はウソだった!

「これ、たしかに、ちゃんと説明した方がいいと思っていたんですが──まず、夜型と聞くと、どんなふうなイメージを持ちますか」と三島さんは問いかけた。

 ぼくが思い浮かべたのは、Twitterなどのソーシャルメディアだ。夜、仕事をしながら、横目でクライアントのウィンドウを見ていると、午前4時前後に「おやすみ」の人と「おはよう」の人が交錯する時間帯がある。ぼくは物書き稼業で、知人も同業種や編集者など、翌朝午前中に起きる必然性が少ない人たちが多い。従って、「午前4時におやすみ」の夜更かしが多い。ただ、それでも「午前4時におはよう」の超早起きの人もいるから不思議だ。そして、とりあえず、ぼくにとって、夜型の人とは前者「午前4時におやすみ」に代表される人たちだ。

「やっぱりそうですよね」と三島さん。「でも、そういう宵っぱり型の生活を恒常的に続けている人が、本当の意味での夜型というわけでもないんですよ」

 なんと、宵っ張り=「夜型」ではない、と。

 もちろん、そう単純な話ではなかろうと予想はしていたのだが、こうもはっきり「違う」ということになろうとは。