第7回 “働くママ”の子の約半数が22時以降に寝るという事実

有職者の男女別睡眠時間の各国比較。睡眠時間は調査紙ベースの「主観的」睡眠時間。(画像クリックで拡大)

 総務省統計局労働力人口統計室が2006年にまとめたこの調査によると、日本の有職者の睡眠時間が世界的にみて短いことに加えて、日本の有職女性が有職男性よりも睡眠時間が20分近く短いことを示している(こういう調査は、質問が書かれた調査紙によって得られた「主観的」睡眠時間であることには留意)。

 日本も含めて10カ国で男女で比較されているわけだが、まず恐るべき事実として、日本での調査結果は10カ国中最低だ。一番よく「寝ている」フランスの有職者女性の8時間38分に対して、一番「寝ていない」日本の女性は7時間33分と1時間以上短い。

 さらに、同じくらい、いやもっと驚くべきは、日本以外のすべての国で、女性の方が男性よりも睡眠時間が長い。言い換えれば、女性の方が睡眠時間が短いのは、日本だけなのである。これはいったい何を意味するのだろうか。この時点で、仕事を持つ日本の女性は、腹を立てても仕方がないかもしれない。

 さらに、母親が長い時間働くほど、子どもの就寝時間が遅くなっていくという調査がある。

 図表を見つつ、三島さんに解説してもらおう。