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ナショナル ジオグラフィック日本版 2013年3月号

ボノボの森へ

  • コンゴ民主共和国のボノボの調査地、ルイコタレの森でくつろぐ若い雌。唇がオレンジ色なのは、粘土を食べたため。植物の有毒成分を解毒するための行動だろう。
  • 研究者がポーラと名づけた母親が、娘のプリスカを連れて移動する。ボノボの雌の多くは、成長して繁殖可能な年齢に近づくと他の集団に移っていく。雄は母親の集団に残り、母親との強い絆を保つ。
  • かつてピグミー・チンパンジーと呼ばれたボノボは、コンゴ川の左岸だけに生息する。近年の研究で、性行動をはじめとするボノボの行動について理解が深まってきた。
  • マックス・プランク進化人類学研究所のゴットフリート・ホーマンは、コンゴ民主共和国に生息する野生のボノボを20年以上にわたって研究してきた。コンゴ中央部、サロンガ国立公園のそばにあるルイコタレ調査地で調査を続けるホーマンらは、人間の感染症をボノボにうつさないようマスクをしている。
  • ルイコタレ調査地の野生ボノボの食べ物を集めてみた。写真左上の、緑色の大きな丸い実はアフリカパンノキの実。右上に並べてあるのは、森の地面に育つクズウコンの若芽だ。左下は、5個の実をつけたブーソ(パンコビア属)の房。右下のジャングルサップの実はボノボの好物で、人間が食べてもおいしい果実だ。
  • 研究者がカミロと名づけた雄が、クフモの木(レオナルドム属)の柔らかい若葉を食べている。村人たちも大好きなこの若葉は、レモンのような香りがする。コンゴ川の左岸にはゴリラがいないため、ボノボは林床に茂る草木をいつでも食べられる。食料が豊富にあるおかげで、ボノボの集団では争いが少なく、メンバーの顔ぶれも比較的安定している。
  • おとなの雄のベンが、ウィルマという名の若い雌の毛づくろいをする。ボノボの雄が雌にこうしたサービスをするのは、発情した雌がその気になれば、繁殖の機会を与えてもらえるからだ。
  • コンゴ盆地を流れるコンゴ川と大小の支流が越えられない障壁となり、川の左岸のボノボと、右岸に暮らす近縁のチンパンジー、ゴリラとの間を隔てた。
  • もの欲しげなおとなの雄(左)の視線をよそに、ジャングルサップの実を幼い息子のジズーと若い仲間に分け与える雌のゾーイ。食べ物の分配は政治的な意味をもち、社会的な序列や同盟関係を反映する。
  • 木の上に枝や葉で作ったねぐらで休む雌。このココロポリ・ボノボ保護区は、非営利組織が地元住民とコンゴ当局の協力を得て設置した。ボノボを保護し、観光収入につなげる計画だ。
  • チンパンジーの顔は最初はピンク色でだんだん黒くなるが、ボノボは生まれつき顔が黒い。おとなになっても細身で、がっちり型のチンパンジーとは体つきが違う。
  • 授乳後、母ゾーイの腕に抱かれて、安心して眠る幼い息子のジズー。チンパンジーは雄同士で同盟を結んで権力を争うが、ボノボの雄はおとなになっても一番頼りにするのは母親だ。
  • 母親ウマの背中に乗って、次の採食場所に向かう幼いウルリッヒ。ボノボは地上で長時間過ごす。右岸ならゴリラが食べる林床の植物も、左岸ではボノボが独占できるからだ。

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