特集ダイジェスト

花々が香り、月光が表情を浮かび上がらせる。画家が愛した花の庭や趣向を凝らした富豪の庭園など、世界各地の夜の庭を訪ねた。

 宵闇が深まるにつれて花々が甘く香り、真珠色の月光や華やかな花火が、昼とはまた別の表情を浮かび上がらせる――そんな夜の庭へ、ようこそ。

 ロックフェラー邸の趣向を凝らした庭園や、画家が愛した花の庭、シュールなオブジェが緑と融け合うメキシコの奇妙な庭。竹林を渡る風のささやきに耳を傾け、そぞろ歩く人々とともに夜桜を愛でるのもいい。写真家ダイアン・クックとレン・ジェンシェルが4年かけて各地で撮影してきた、夜の庭園の不思議な世界に出かけてみよう。

編集者から

 短い特集ですが、京都の名所が二つも登場します。夜桜が美しい平野神社と、翡翠(ひすい)色の竹林が幻想的に照らし出された高台寺です。世界の名園と見比べるのも楽しいですが、個人的な大ヒットはメキシコの「ラス・ポサス」。シュールな彫刻がジャングルにそびえる様子は、イエメンのソコトラ島(2012年6月号)の風景を見たとき以来の衝撃でした。(編集M.N)

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