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初期のクジラ、マイアケトゥスの骨格
初期のクジラが出土するのはエジプトだけではない。ミシガン大学古生物学博物館に展示されているのは、パキスタンで発掘された4700万年前のマイアケトゥス。しっかりした四肢と水かきの付いた足で、地上を這(は)うように歩いていた。四肢を使って泳ぐこともでき、尻尾は舵(かじ)の役割を果たした。その後、強力な尻尾によって効率的に泳げる種が出現する。後肢は退化し、前肢はひれに変化していった。
写真=Richard Barnes
初期のクジラが出土するのはエジプトだけではない。ミシガン大学古生物学博物館に展示されているのは、パキスタンで発掘された4700万年前のマイアケトゥス。しっかりした四肢と水かきの付いた足で、地上を這(は)うように歩いていた。四肢を使って泳ぐこともでき、尻尾は舵(かじ)の役割を果たした。その後、強力な尻尾によって効率的に泳げる種が出現する。後肢は退化し、前肢はひれに変化していった。
写真=Richard Barnes