第5回 雪に慣れない都市部に潜む雪害のワナ

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「端的に言うと、靴を履きかえなさいっていうことですかね」

 と佐藤さんはまず述べた。当たり前といえば当たり前だが、東京では皮底の靴で雪の上を歩いている人をよく見かける。

「だって普通の革靴、滑るでしょう。せめてギザギザのある靴にしてほしいというのがまず1点。それからもう1点は、やっぱり転んでもいい備えをしてくださいと。具体的にいうと、例えば帽子をかぶる。手袋をする。厚手の防寒具を着ると。それだけでもいざ転んだ時に受ける衝撃が大分違うはずですから、それらはまず必須ですよね」

 さらにもう1点、佐藤さんは、歩き方、をあげた。

「いつもどおりに歩いてちゃ駄目なんですね。一歩一歩、踏みしめるように歩くこと。よく話題になるのは、札幌の雪祭りとかで、雪のないところから観光に来て、滑って転んで怪我をするケース。観光にきてもらって怪我をするのは悲しいので、インターネットでも雪道を歩き方の極意、みたいな紹介がありますよ。『雪道』『歩き方』ぐらいでネット検索すると、たくさん出てきます。もう図解入り、場合によっては動画があったりしますね」

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 実際に、このふたつキーワードで検索したところ、トップには「札幌発!雪みちを安全・快適に歩くための総合情報サイト」というところがヒットした。歩き方指南、靴の選び方指南、と充実している。

 というわけで、雪の上の歩き方は、ネットで調べたり、身近な雪国出身者から聞いたりして学習できそうだ。

 では、自動車はどうだろう。