第5章 1956- 第二期黄金時代からさらなる挑戦へ

第10回 ナショジオがつくった“軽い本”のベストセラーとは

 これらの本も公益事業として手がけたものの、以前とは異なるコンセプトの本の制作が軌道に乗り、メルビルは「特別出版部」を発足。以後はアメリカの歴史や野生動物、地球科学、海や宇宙の探検、考古学といった一般向けの本をいちから自分たちで企画して、これまで5000万部以上の売り上げを記録し、別館が建つほどの大きな部署に成長したというわけです。

 なお、ホワイトハウスのガイドブックは歴史協会が50周年を迎えた2011年の23刷りからナショジオの手を離れましたが、その前の22版までは「National Geographic Society」という名前がしっかり刻まれていました。

完成したガイドブックはメルビル・ベル・グロブナーが贈呈しました。(c) Thomas Nebbia(画像クリックで拡大)

つづく

(Web編集部S)