第1回 リビアの春、トリポリの歓喜

――スレイマンさんのご両親は、日本で知り合ったのですか。

 そうです。父が留学生として日本に来ていたときに、母と知り合い結婚しました。1970年代のことです。

 僕は東京生まれで、6歳までは日本語しかしゃべれないふつうの男の子でした(笑)。

――カダフィ一派による軍事クーデターが1969年ですから、ご両親が知り合った当時、リビアはすでに独裁政権下。でも、日本はリビアからの留学生を受け入れていたんですね。

 父は、国費留学生だったと思います。70年代の初期、リビアはかなり多くの学生を海外に送り出していました。

 父の弟、叔父もそのころ海外に留学しています。カダフィ政策のもと、国のレベルアップを図るため学生を留学させていたと聞いたことがあります。

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2013年2月号特集「歴史を取り戻すリビア」
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