番外編10:この小さな山はだれが造った?

<こたえ>
ヒメハキリアリの一種(下の写真)の巣です。

アクロミルメックス・ボルカヌス(ハチ目:アリ科:ハキリアリ族:ヒメハキリアリ属)
A leafcutter ant, Acromyrmex volcanus
働きアリ。左に写っているのが運んでいた植物。
体長: 10 mm 撮影地:サラピキ、コスタリカ(写真クリックで拡大)

巣自体はしっかりとしていて、少し傾けると、中にアリたちが栽培しているキノコが見えました(下の写真)。

キノコを栽培?アリが?
次回は、ハキリアリのお話です。どうぞお楽しみに。

巣の中でアリが栽培しているキノコ
Fungi cultivated inside the nest by the leafcutter ant
白く見えているのが、キノコ。巣を傾けて、隙間から見えたほんの数センチのエリアを撮影。
撮影地:サラピキ、コスタリカ(写真クリックで拡大)
西田賢司

西田賢司(にしだ けんじ)

1972年、大阪府生まれ。中学卒業後に米国へ渡り、大学で生物学を専攻する。1998年からコスタリカ大学で蝶や蛾の生態を主に研究。昆虫を見つける目のよさに定評があり、東南アジアやオーストラリア、中南米での調査も依頼される。現在は、コスタリカの大学や世界各国の研究機関から依頼を受けて、昆虫の調査やプロジェクトに携わっている。第5回「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞。著書に『わっ! ヘンな虫 探検昆虫学者の珍虫ファイル』(徳間書店)など。
本人のホームページはhttp://www.kenjinishida.net/jp/indexjp.html