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ナショナル ジオグラフィック日本版 2013年2月号

歴史を取り戻すリビア

  • リビア西部のサブラータにある、アフリカで最大級の古代ローマの劇場遺跡。今は観光地となっている。
  • 栄光の面影<br>リビア西部のレプティス・マグナ。古代ローマ時代の都市遺跡で世界屈指の規模と保存状態を誇る。皇帝セプティミウス・セウェルスの生誕地で、劇場や広場、市場があり、ローマに匹敵する規模の都市だった。ムアンマル・カダフィはこうした遺跡を欧州の帝国主義の象徴とみなした。
  • よみがえった古代の絵<br>イタリア人とリビア人の専門家が砂を丁寧に拭きとると、1800年前の戦車レースを描いたモザイク画が現れた。レプティス・マグナ近くの海辺の砂丘で発掘された古代ローマ時代の邸宅ヴィラ・シリンで見つかったもの。砂に埋もれていたおかげで、損傷を受けなかった。
  • ローマ時代の見せ物<br>2世紀、レプティス・マグナの円形劇場では、ヒョウなどアフリカの野生動物と人間が戦う見せ物が人気を呼んだ。闘士は報酬と栄誉を手に入れるために、防具は身に着けず、槍(やり)だけを武器に戦った。
  • 世界への玄関<br>レプティス・マグナは、天然の良港を中心に発展した都市。港にはローマ帝国全域から船が集まった。2004年には、イタリアのシチリア島に天然ガスを輸送する全長520キロの海底パイプラインが完成し、欧州の近隣諸国との交流が再開された。
  • 眠れる観光資源<br>リビアに5カ所ある世界遺産のうち、ただ一つの古代ギリシャ遺跡キュレネ。このゼウスの神殿は、およそ2500年前に建てられたものだ。カダフィ時代は放置されていたが、現在は考古学者のチームが調査と保存に取り組んでいる。
  • 生々しい傷痕<br>2011年3月にカダフィ派と武装組織の戦闘中に破壊された商業開発銀行の廃墟から、ザーウィヤの街並みを望む。人口およそ20万人のこの都市は深刻な被害を受けたが、リビア西部に石油を供給している市内の製油所は無事だった。
  • 古き良き町並み<br>サハラ砂漠にある古代ローマ時代以前のオアシス都市、ガダーミス。日干しれんが造りの住居とヤシの木が並ぶ。女性は男性の目を気にせずに、屋上の通路を行き来できた。
  • 新たな門出<br>ベンガジのホテルに入る花嫁。腕を彩るのは、染料のヘンナで描かれた模様だ。結婚式の祝宴は男女別々に催される。カダフィ後のリビアで女性が以前より自由に暮らせるのか、期待は高まっている。
  • 訪れる人を待つ<br>ガダーミスに暮らす39歳の男性は、築600年の自宅を有料で観光客に見学させている。近頃は訪れる人も少ないが、彼は楽観的だ。「リビアが民主主義の国になることを願っています」
  • 新時代へ飛び込む<br>礼拝日で休みの金曜、トリポリの海岸で遊ぶ少年たち。平穏な日常が戻り、観光産業が芽生えつつあるなか、リビアの人々は欧米資本のホテル(左奥の薄緑色のビル)などの再開を願っている。
  • 内戦を生き延びて<br>北部の都市ミスラタの学校で集合する児童。5歳の少女が体に巻きつけているのは現在の国旗だ。ミスラタでは内戦で多くの子どもが親を失った。
  • 打ち捨てられた砲弾<br>東部の都市アジュダービーヤー近郊にある廃墟となった軍事施設には、戦車の砲弾や迫撃砲弾が放置されている。盗まれれば民間人に危険が及ぶと、人権擁護団体は警告している。
  • 塀の中<br>ミスラタの武装組織が設置した刑務所で、カダフィ派の受刑者たちが廊下に洗濯物を干した後、しゃがみ込んでたばこを吸う。受刑者は800人にのぼり、定員オーバーが問題になっている。
  • つらい記憶<br>リビアの革命をテーマにしたミスラタの博物館の展示。スリッパ、帽子、傘、皿など、カダフィが使ったとされる品々を、若い女性がカメラに収める。壁を埋め尽した写真は、2011年に政府軍の攻撃で亡くなった市民の遺影だ。
  • 崩れた恐怖支配<br>ベンガジにあるカダフィ時代の治安当局の建物。市民が最も恐れていた場所だが、今では、亡き独裁者をばかにする落書きが壁いっぱいに書かれている。

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