第7回 米国宇宙ベンチャー最新レポート パサデナ編

実は、Ecliptic社とHoneybee Robotics社は、同じ建物の隣にあった。偶然だという。(写真クリックで拡大)

 同じ地域にあるEcliptic社はロケットカメラのエキスパートだ。つまり、ロケットに取り付けるカメラである。

 たとえば、スペースシャトルの最後のフライトの時のこういった映像も、Ecliptic社のロケットカメラが撮影した。

 また、スペースX社のような宇宙ベンチャーも、Ecliptic社のカメラを積極採用してきた。宇宙関連産業の思いがけないニッチを埋めている。

 

 創業者の1人で、長らくCEOも務めていたレックスは、元NASAのJPL勤務だった。NASAをやめて、これまでいくつかの宇宙ベンチャーを創業している。彼がかかわった初期の宇宙ベンチャー、BlastOff!やSpaceDEVといった会社は、今も開拓者として尊敬の念を持って語られる。これは、先に紹介したMDAのブレットやハニービーロボティクスのクリスから聞いた話。

 レックスは、現在Ecliptic社のCEOを退いて、別の会社で宇宙ビジネスのコンサルティング業務に力を入れている。レックスの場合ビジネスの面だけでなくて、技術的な面からの会社や人のマッチングを行うこともできるのが強みであるようだ。

社長のレックス。ただし、手に持っているカメラは航空機用。(写真クリックで拡大)