空港内にある唯一の飲食店であるボイジャー・レストランにて待ち合わせて、作業を行っているハンガー(格納庫)……というかガレージを見せてもらった。

これは「一般道」に面した事務所側。ここから入ると、宇宙港に面した「ガレージ」に直接つながっている。 (写真クリックで拡大)

 元ボーイング社工場だったスペースX社を1000分の1くらいにスケールダウンした感覚(あくまで感覚であって、実際の床面積は教えてもらっていない)の、アットホームなガレージで、一番奥の黒い衝立の向こうに、リンクスの開発セクションがあった。

雑然と色々なものが置いてある。右側にあるのはエンジンの試験に使う移動式テストスタンド。左奥にある銀色のものは、燃料タンク。 (写真クリックで拡大)

 機体のエンジン部分は、テストスタンドでの燃焼試験を繰り返しており、かなり完成度が上がっているようだ。燃料タンクと液体酸素タンクはごろんと横に転がっていた。おそらくこのまま使われるのだろう。機体のかなりの部分を燃料と酸化剤で占めるのは、ロケット推進で飛ぶものの宿命だ。機首とコックピットの部分は、モックアップ(模型)が置いてあった。

コックピットのモックアップ。「リンクス(オオヤマネコ)横断注意」の道路標識が。(写真クリックで拡大)

 衝立で隠しているだけあって、秘密の開発続行中であり、モックアップ以外は写真撮影禁止。広報用の写真や燃焼試験の動画などをどうぞ。

メインエンジンをテスト中。(c)XCOR Aerospace / Mike Massee(写真クリックで拡大)
こちらは月着陸船用に作られたメタンエンジン。(c)XCOR Aerospace / Mike Massee(写真クリックで拡大)

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