頭からパクリ、内臓までパクリとする人もいれば、3枚に下ろした中骨さえも、尾びれさえも、出汁をとって美味しく楽しむことができる。

 私など、焼き魚の食べ方で言えば、映画のハマちゃんに負けていない。

 さらに私の白人方々への、魚料理不信感を募らせる最たるものは、イギリス、北米、オーストラリア、ニュージーランドで広く食べられている人気魚料理、フィッシュ&チップスが、世界で一番美味しい魚の調理法だと思われているところである。

 その味覚こそ、私は疑いたい。

 そもそもフィッシュ&チップスの店の多くは、魚の保存に気を使っていないし、油の温度管理もまったくダメ。

 温度が低過ぎて、衣がべっちゃべっちゃだったり、店によっては、中古車のエンジンオイルのような古い油で揚げているところも少なくない。

 まったくもって、白人方々の魚料理には、魚の遺恨鎮魂のための念仏を唱えてあげたくなるのである。

 だから、「ここは、私が……」

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