第5章 1956- 第二期黄金時代からさらなる挑戦へ

第7回 「日本人にとって民主主義とはいったい何だろう?」

 今回は1945年から50年ぐらいまでのナショジオに掲載された日本についての記事を振り返ります。本来であれば「ナショジオが見た敗戦直後の日本」と題して、第4章に掲載すべきでした。恐縮ですが、少し後戻りさせてください。

 いや、忘れてたわけじゃないんですよ。

 先送りしていた理由は2つあります。

 ひとつは『ナショナル ジオグラフィックが見た日本の100年』という書籍を作っていたこと。おかげさまで本はできました! できたてのホヤホヤです。で、この本ができるまで待ったほうが、翻訳が読めてラクだろうな、と思っていたわけです。じゃあサボリだろうって? そうですね……すみません。

 あと、もうひとつは選挙のせいです。なんで選挙が関係あるの? とお思いでしょう。でも関係あるのですよこれが。

 選挙が決まる前までは、実を言うと、戦後から1970年代ぐらいで区切ろうと考えてました。日本の急成長を追う形で。ところが、この選挙で方針を変えた次第。敗戦直後に実に興味深い記事がございまして。

『ナショナル ジオグラフィックが見た日本の100年』
本誌に掲載された日本の記事60本以上を300枚を超える写真とともにご紹介。この連載でとりあげた日本の記事はぜんぶ入ってます。明治三陸大津波をはじめ、ウェブでは紹介できなかった写真も多数収録! ただし「にっぽんチラ見」とか「東京なう」とか中の人がテキトーにつけたタイトルは変わってるのでご留意を。当然ですが(笑)