第7回 南アフリカの砂漠が一夜にして花畑に!

 日本では戸外で野の花を見る機会が減るこの季節、まずは力強く咲きほこる花々をご覧ください。

南アフリカ共和国西部にあるナマクア国立公園の砂漠は、毎年8~9月、野の花に覆い尽くされる。この地域の固有種は1000種余りに及ぶ。
写真:EcoPrint/Shutterstock(写真クリックで拡大)

 これは、南アフリカ共和国西部にあるナマクア国立公園の光景。野の花の群生が見事ですね。3500種もの野草が見られますが、そのうち1000種余りはこの地域の固有種。一番有名なのは、オレンジ色のアフリカキンセンカ(ナマクアランドデイジー)で、青い花を咲かせるロムレアやフェリシア(ルリヒナギクの仲間)、明るい黄色のグリエルム・フミフスム(ネウラダ科)なども見られます。

 ただし、この光景が見られるのは、毎年8~9月の2カ月ほどの限られた期間。いつもはほこりの舞う岩と砂だらけの乾燥した大地が、毎年8月ごろ、ほぼ一夜にして華麗な花畑に姿を変えます。公園内にバンガローやキャンプ場もあるので、花が咲く瞬間を目の当たりにしてみたいですね。

 ナマクア国立公園は、南西部の大都市ケープタウンからナミビアに向かうN7号線沿いで、ケープタウンの北500キロほどにあります。

 立ち寄りたい野草保護区や、世界の他の地域で野の花の群生を見られる場所など、プランを立てるときに役立つヒントは、『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』(日経ナショナル ジオグラフィック社刊)をご覧ください!

『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』
(ジェレミー・アランほか著、関利枝子、北村京子訳、日経ナショナル ジオグラフィック社)


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