第70回 簡単可愛いフィンランドのクリスマス菓子

 12月に入ると、1年で最も盛大なお祭りの一つ、クリスマスが間近に迫ってくる。今年は家族や彼氏、彼女にどんなプレゼントをあげようかなどと、楽しい悩みで頭をひねる季節でもある。

 このクリスマスのプレゼントを、“本物の”サンタクロースが子どもたちに届けてくれる国がある。サンタクロースの故郷とされているフィンランド(フィンランド共和国)だ。

 フィンランドでは、12月24日のクリスマスイブを家族で盛大に祝う。そして、この日の宵の口、サンタクロースが子どもたちへのプレゼントを抱えて扉を叩く。もちろん、サンタクロースの正体は、親が依頼をした「届け人」。でも、子どもたちは本物だと信じているから大喜び。夢あふれる習慣だ。

 こんなことを教えてくれたのは、クリスマスの習慣を聞きに訪れたフィンランド大使館の一等書記官ユッカ・パヤリネンさん。

 「フィンランド北部ラップランドに住むトントゥという小人の妖精が、子どもたちが悪さをしていないかいつもチェックをしているんです。だから、良い子にはプレゼントがありますが、悪い子が受け取るのは炭なんですよ」などという話の続きも披露してくれる。もっとも、これは普段からいい子にするようにという教訓で、炭を受け取る子はまずいないらしい。