第4回 マルコ・ポーロ生誕の地? アドリア海の島

 ヨーロッパ好きの間で近年人気が急上昇しているクロアチア。アドリア海を挟んでイタリアに面していることもあり、イタリア各地を旅した人が、次の旅先として選ぶことが多いようです。なかでもドブロブニクやスプリトのあるアドリア海沿岸のダルマチア地方が人気。今回紹介するのは、そんなダルマチア地方南部にあるコルチュラ島です。

クロアチア南部のコルチュラ島旧市街。中央奥に見える聖マルコ大聖堂の鐘楼は見張り台としても使われていた。写真:Michail Kabakovitch/Shutterstock
(写真クリックで拡大)

 ドブロブニクを訪れたことのある人は、ドブロブニクそっくりだと思われたかもしれません。青い海、建物の白壁とオレンジ色の屋根の取り合わせは、まさにドブロブニクと同じですよね。でもこちらの旧市街は、見て回るのに1日あれば十分なほど、こぢんまりしています。

 コルチュラ島は、ドブロブニクとスプリトのちょうど中間あたり。海に突き出した半島に建てられた旧市街は、地中海の古い港町らしく、周囲を城壁で囲まれ、要塞化されています。町の一角にはマルコ・ポーロの生家と伝わる建物があり、最高の眺めを楽しめます。

 観光客で混雑しているドブロブニクに比べると、こちらははるかに静かでのんびりしています。アドリア海の休日をゆったり楽しみたいなら、コルチュラ島を旅先の候補にしてみてはいかがでしょう。

 コルチュラ島はドブロブニクから水中翼船で約2時間半。スプリトやイタリア側の町からも船便があります。

 旅のベストシーズンや立ち寄り先、見逃せない伝統舞踊など、プランを立てるときに役立つヒントは、『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』(日経ナショナル ジオグラフィック社刊)をご覧ください!

『続 いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』
(ジェレミー・アランほか著、関利枝子、北村京子訳、日経ナショナル ジオグラフィック社)


見たこともない風景や野生動物を堪能できる場所や、まだあまり知られていないリゾートから、パリやニューヨークなど定番の観光地にある意外な名所やお得な情報まで。旅の満足度をアップするアイデア満載の1冊です!
ナショジオストア アマゾン 楽天