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ナショナル ジオグラフィック日本版 2012年12月号

ガザ地区の密輸トンネル

  • トンネルの中を歩く密輸人。ガザ地区とエジプトの間には、物資の密輸に使われるトンネルが数百本もある。
  • 学生アルバイト<br>大学に通うこの若者は、トンネルで密輸品を運んで学資を稼いでいる。作業員の多くは、こうした狭い空間で1日12時間の勤務をほぼ毎日こなす。トンネル内ではガス爆発や感電事故がよく起きるほか、イスラエル軍の空爆に見舞われることも多い。
  • 不満を抱く若者たち<br>国境地帯をパトロールする民兵組織「イスラム聖戦」のメンバー。イスラエル軍の侵攻を阻止しようと、目を光らせる。ガザの平均的な家庭は6人家族で、働き口はほとんどない。現状に不満を抱く若者たちは、過激な武装組織に憧れを抱く。
  • トンネル掘削中<br>白い帽子をかぶった新トンネルの所有者が、縦穴に降りる息子を見守る。昇降に利用しているのは馬だ。資金があれば機械式のウインチを購入できるが、この所有者は何年も貯金してやっとトンネル事業を始めたばかりで、工事を家族と馬に頼るしかない。
  • 家畜も密輸<br>多くのガザ住民にとって、羊はイスラム教の重要な祝日にしか食べられないごちそうだ。ガザ地区では、戦乱で多くの農場が破壊されたうえ、イスラエルに立ち入りを制限された農場もあり、家畜の飼育さえままならない。
  • トンネルのそばに集まり、エジプトからの密輸品を運ぶ商人やレストランの店主たち。発泡スチロールの箱の中は氷詰めにした魚。このトンネルは魚介類の密輸のためにつくられた。イスラエル海軍の封鎖が沿岸部を封鎖していてガザの漁師は沖へ出られないため、魚介類は常に需要が高い。
  • さびれたビーチ<br>レストランの壊れたゲートのかなたに、ガザ市の集合住宅が立つ。この海岸はかつて釣り船が集まり、何軒ものカフェが並ぶ活気あふれる場所だったが、イスラエル海軍による海上封鎖、下水による水質汚染、建築資材の不足で廃墟と化した。
  • 土曜は市場の日<br>人々でにぎわうラファの市場。ジュースや野菜、綿菓子など多様な商品が売られている。その多くはエジプトからトンネル経由で運ばれてくるが、山盛りのイチゴ(中央)はガザ地区で収穫された。奥には、ハマスの活動を宣伝する大きな看板が掲げられている。
  • がれきは資源<br>ロバに引かせる荷車を修理するガザの住民たち。この荷車で運ぶのは大量のがれきだ。イスラエルがガザ地区からの武力攻撃に対する報復として実施した2008~09年のガザ攻撃で発生したもので、砕いて砂利にし、建築資材として使う。
  • デモ行進<br>シリアでの反政府運動を支持するために集まった若者たち。急進的なイスラム勢力、サラフ主義の諸派に属し、非イスラム教徒への武力闘争を訴える。掲げたプラカードには、「アラーは耐え忍ぶ人々に報いる」と書かれている。
  • 空爆の犠牲者<br>帰宅中に、イスラエルの無人爆撃機によるミサイル攻撃に遭って死亡した18歳のスラカ・クダイ。この攻撃では、いとこの一人もともに犠牲になった。クダイは民兵組織「人民抵抗委員会」傘下の武装集団のメンバーだった。
  • 視力を失った少年<br>不発弾が爆発して負傷した12歳のハミス・アブ・アラブ(左)。外で拾った不発弾を家に持ち帰ったところ、顔の前で爆発した。イスラエルの病院で眼球から弾丸の破片を取り除く手術を何度か受けたが、視力は回復しなかった。
  • 廃墟に咲いた“花”<br>ガザ市の南にあるアル・マスラフ村で、白いドレスに身を包んだ12歳のハスナ・アブ・ワキド。これからアラブ系遊牧民の結婚式に親族として出席し、花を持って行進する。結婚式は多くの人々が集う祝いの場で、3日間続くこともある。
  • 不自由な海辺<br>イスラエルは武器などの密輸を防ぐために海上を封鎖している。このため、ガザの住民たちは海岸から3海里(約6キロ)より沖には出られない。それでも彼らにとって海辺は、自由な天地があることを実感できる場所だ。

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