ユニークな姿と生態をもつ極楽鳥。その39種をすべて記録する前代未聞の調査に、二人の男が挑んだ。

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極楽鳥を追いかけて

ユニークな姿と生態をもつ極楽鳥。その39種をすべて記録する前代未聞の調査に、二人の男が挑んだ。

文=メル・ホワイト 写真=ティム・レイマン

 「極楽鳥」の名で知られるフウチョウ科の鳥たちは、ニューギニア島など限られた地域に生息する。食料が豊富で天敵の少ない楽園に暮らす彼らは、多彩な進化を遂げてきた。なかでも雄の華やかな姿と、彼らが繰り広げる求愛行動の奇抜さは、自然界でも例を見ない。

 雄たちの涙ぐましいまでの競争は、すべて雌の歓心を買うためのものだ。では、こうした求愛行動は、観客である雌たちの目にはどのように映っているのだろうか? ――こんな疑問を解き明かし、39種の極楽鳥をすべて記録しようという前代未聞の調査に、二人の男が挑んだ。

編集者から

 写真家ティム・レイマンは、この調査でなんと約3万9000枚の写真を撮影。鳥類学者エドウィン・スコールズとともに現地に18回出かけ、51地点で2000時間に及ぶ観察調査を行いました。「極楽鳥39種コンプリート」に燃えた二人の執念、みごとです!

 ところで極楽鳥の雄たちの姿を見ていたら、なぜか『ベルばら』を連想してしまいました。鮮やかな極彩色の装いに、奇抜なデザインの飾り羽、コミカルな求愛のダンス――。ロココ趣味の全盛期、18世紀フランスの宮廷であでやかさを競った貴婦人たちに、どことなく似ている気がしてなりません。もっとも、男女(雌雄)は逆ですが……。(編集H.I)

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